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蔷薇のない花屋+せりふ.doc

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薔薇のない花屋 第1話「北風と太陽」名セリフ・あらすじ 第1話「北風と太陽」名セリフ (1/15up) 8年前、英治の彼女からのビデオレター (彼女) 元気にしてますか ちゃんと食べてますか 遠距離になって寂しいけど 私の方は順調だから、安心してね と言っても、浮気しちゃダメだからね 絶対許さんからね フフ…冗談 それどころじゃないもんね 夢に向かって、頑張ってるんだもんね 君なら大丈夫、きっと叶う 私の男を見る目は正しいのだ えっと、私の夢はね 本当に平凡だけど笑わないでね お花 部屋にお花を飾ること アパートの狭い部屋でいいの 君と私と それから、君と私の子ども いつも近くにお花を置くの 春にはすみれ 夏にはひまわり 秋には… それから記念日っていうか、そういう時には 必ず薔薇の花を 変わらぬ愛を誓います フフ…言っちゃった (お腹に手を当てて)いま!動いた 生まれてきた雫の命と引き換えに、恋人を亡くした英治。 それからは、男手ひとつで一人娘の雫を大切に育ててきた。 彼女の死から8年。 英治は必死で働いたお金で花屋を開き、雫は小学2年生になっていた。 雫は最近、頭巾をかぶって小学校に登校していた。 英治は雫が頭巾をかぶった理由を桂子(老婦人)から聞く。 (菱田) え、頭巾かぶってるの? 私が余計なこと言っちゃったからかしら 母親の命日と自分の誕生日が一緒なのよ それはおかしいと思うわよ 「父ちゃん、私の顔見てときどき寂しそうな顔するの」って 雫ちゃんそう言ったわ 私の顔見て、母ちゃん思い出すんだねって 私が殺しちゃった母ちゃん… もちろんフォローはしたわよ そんなんじゃないわ、むしろ逆よ ママは命がけであなたのことを産んだのよって 雨の日に花屋の軒先で知り合った英治と盲目の美女・美桜。 美桜は父子家庭の英治に質問を。 (美桜) ずっと恋愛してないの? 奥さんが亡くなられてから (英治) 子育て大変で、金もなかったし 今でもないですけど 再婚とかは? 考えたことも それがいけないのよ 奥さんをまだ愛してるから? …… いいんじゃない、愛したまんまで 愛じゃなくて、恋をすればいいのよ それならきっと奥さんも許してくれる 別に… 別に? あなたがどんな想像してるか知らないけど 全然モテない、それだけです (英治の顔に触れて輪郭を確かめる美桜) 彫の深いきれいな顔だと思う 触っただけじゃわからないですよ そうね、印象ってほとんど瞳の感じで決まるものだから あなたは寂しそうな目をしてるのね、きっと 頭巾をかぶったままの雫に、英治はある童話の話をする。 (英治) 「北風と太陽」って童話知ってる? (雫) うん、旅人のコートを北風がピューピュー吹いて 脱がそうとするんだけど、両手でがっちりつかまれて だけど太陽のあったかい光で、旅人はコートを脱ぐの 太陽の勝ち 太陽さんおめでとう、よかったね だけど本当に好きな人ができた時 太陽はかわいそうかもしれないよ なんで? 北風は思いっきり抱きしめてあげられるけど 太陽はあんまり近づくとまっくろ焦げにしちゃうかもしれない 焦がしちゃうから 太陽はどんなに好きでも近づけないんだ 暖かいって言われるくらい、遠くにいなくちゃいけない かわいそうだね そうすることしかできないんだよ 雫のお母さんは身体が弱かった お医者さまから、もしかしたら出産には耐えられないかもしれないって そういうふうに言われてたらしい 俺はそのこと知らなかった でもどうかな 知ってても止められなかったかもしれない お母さんはそうすることしかできなかったんだよ 雫を抱きしめてあげられなかったとしても どうしても産みたかったんだ 雫のことを焦がしてしまうぐらいなら、自分は近づけなくていいって 遠くから見守れればって だからさ、雫が今は自分の顔を隠してたいって そうすることしかできないんだとしたら、それも仕方ないかなって思うよ だけど、雫が父ちゃんのことかわいそうだって思ってんだったら それは違うよ 雫がいなかったら父ちゃんの人生は無意味だった 自分のことしか考えない 自分さえよければいい 自分のためには、自分のためだけには頑張れる そんな人生無意味 本当に無意味… それを教えてくれたのが、雫 父ちゃんは、雫をぶったりも大きな声で怒ったこともないね 一回も 父ちゃんは太陽みたいだ (雫は頭巾を取って英治に抱きつく) …そんなことない 焦がしたりしないから 美桜の家に空き巣が入り、連絡を受けて駆けつけた英治。 騒動が落ち着いた後、美桜は気になっていた質問を。 (美桜) お花屋さんなのにどうして薔薇の花を売らないの? だって、普通に考えたら薔薇の花束って一番の売れ筋でしょう (英治) ええまあ… やっぱり奥さんのことでしょう? 奥さんが亡くなられたから、もう自分は恋はしない 情熱はないんだって そう思ったから、あなたの奥さんが羨ましいなぁって 今でもすごく愛されてるなって 残念だけどそんなロマンチックな理由じゃないんです 恥ずかしがらなくてもいいわ 素敵なこだわりだと思う 棘があるでしょう 薔薇の花には棘が ええ、それは もしかしたら薔薇は、きれいだなとか、かわいらしいねとかって 言われるの、嫌なのかもしれない 近づかないで 私にさわらないで 悪いけど私は他の花とは違う そう思うのかもしれない? そう思いたいのかもしれない そうやって薔薇が思うならかわいそうでしょう 花屋はお客さんを選んであげられないから 彼女からのビデオレター。英治の心の闇とは… (彼女) 私ね、どうしてもどうしても 君に家族をつくってあげたいんだ だって本当の君は やっぱり誰よりも… ひとりぼっちだったから 第2話「花のように笑う人」名セリフ (1/22up) 雫の作文 「そんけいする人」 わたしのそんけいする人は、パペットマペットと、父ちゃんです パペットマペットは、決して顔を見せません みんなは目立ちたくてがんばるのに、そうしないってすごいことだと思います 父ちゃんもそうです 町内会で決められたごみ当番は、いつのまにかずっと父ちゃんの係りになっています お金を集めたりとか、お祭りのときも、面倒くさいことは全部父ちゃんの係りになります わたしは見ていて父ちゃんは損ばかりしていると思います わたしは頭にきます だけど父ちゃんは、俺はいいよと言います おれはいいんだ それが父ちゃんの口ぐせです 父ちゃんはお人好しだと思います たとえば運動会で、みんなビリになりたくないとき 父ちゃんはわざと転ぶと思います 食べものが少ないとき、父ちゃんは俺はいいよと言うと思います わたしはもしかしたら、父ちゃんはすごい人なのかなと思いました みんな、損したくないのに、目立ちたいのに 俺はいいよと言う父ちゃんは、えらいのかなと思うようになりました でも、ときどき心配になります そんな父ちゃんは、幸せなのかなって心配になります 美桜に「どんな時に幸せを感じるの」と聞かれた英治は、「俺なんかが近所の人からお花屋さんと呼ばれることが幸せ」と答える。 (彼女) 君の最初の印象は、ちょっと悪い人かなって でも女の子って、そういう影のある人に、なんだか惹かれちゃうってとこあるんだ どうしてだろう、母性本能っていうのかな でもそれで好きになったら、もう仕方ないんだね あとでほんとに悪い人かもしれないって ううん、ほんとに悪い人でも、関係ないんだね 周りからいろいろ言われると、逆にかばいたくなって 私が守ってあげたい、なんて 君のことは、私が守ってあげる 8年前の英治は、今の穏かな人物像とは違った…? (直哉) 俺は兄貴に同情はよせって言った 人の気持ちって面白いもので そう言われると思わず、同情じゃない、そう反論したくなる じゃあ同情じゃないならなんだって、自分に問いかけることになり 知らずにくすぶってた想いみたいなものを、意識したりもする (英治) 同情……そんなんじゃないんだ 彼女さ、花のように笑うと思わない? (雫) お花? 母ちゃんもそうだった? うん、雫のお母さんもそうだったね やっぱり 俺さ、花のように笑う人が好きなんだ 花が咲くように笑う… 美桜を異性として意識していなかった英治だが、直哉から同情で優しくしているのかと聞かれて考える。 (彼女) 私にもっと優しくしてって、言うつもりはないんだ 私は今のままで十分幸せだから だけど、君が幸せになるためには やっぱり、誰かに優しくすることが必要だと思うの はじめは嘘でも、心がこもってなくてもいい でもそのうち、いつか本当に優しい人になれると思うの そしたら君も幸せになれるよ だって、人に優しくするって、とっても気持ちがいいんだよ 「おれはいいんだ」が口癖の英治も、昔は違ったようだ。 その後、英治は優しさに幸せの価値を見出したのか、老人ホームに入ることになった老婦人の桂子に、一緒に住もうと提案する。 (英治) 俺たちと一緒に暮らしませんか 狭いですけど、雫と同じ部屋で (菱田) なにを言ってるのよ、あなたが寝るところが… 俺は納戸を片せばなんとか寝れます ……嬉しい、嬉しい 英治さん、雫ちゃん、お気持ちだけ本当にありがたく… 菱田さんのこと同情してるわけじゃないですから、誤解しないでくださいね 俺たちがあなたと一緒に暮らしたいんです 雫もこれから反抗期っていうか、そうなると男親一人だとあれですし それに俺も、いろいろと花のこともっと教えて欲しいですし …… 俺たちと、家族になりませんか? …家族? 血は繋がってなくても、一緒の家に住めば、家族になれると思うんですよね だって夫婦は、血が繋がってなくても家族になれる もうやめて… あなた俺にいつか言いました 花に囲まれてないと、息が苦しくなるって そのホームに花壇はあるんですか 一度見学しただけだから、よくわからないわ うちだったら、花に囲まれます 次の日にはまたすぐ、新しい花を仕入れます 私、こう見えてもお料理苦手だし… 知ってます、知ってますけど…俺たち、味オンチですから (美桜) 菱田さんっておばあちゃん、引き取ったんだってね (英治) 引き取ったって荷物じゃないんですから 人はお荷物よ 人はみんな誰かのお荷物なの 誰だってそう 私だっていまあなたのお荷物じゃない そうですね とげとげしくて悪かったわね あるのよ私には、薔薇みたいに身体中にトゲが はい 悪いけどそんなに安くないの 安くない (英治はコートを脱いで美桜の身体にかける) 別に寒くないもん 包装してるんです 包装? あなたはお荷物だ、そうですよね そうよ お荷物だけど、普通のお荷物とは違う あなたは特別大切にしなきゃいけない とっても壊れやすいから 同僚たちとの飲み会で侮辱された美桜は、いつも以上に投げやりな態度を見せる。 だが英治の優しさにふれて、いつしか無邪気に笑い始める。 英治はその花のような笑顔を亡き彼女の姿と重ねる…。 第3話「終電までに探して」名セリフ (1/29up) 彼女のビデオレター (彼女) フェアリーテイル おとぎ話の中で一番好きなのはね 私は美女と野獣なの シンデレラとか白雪姫、いろいろあるけど 私はやっぱり、美女と野獣のベルに感情移入しちゃうんだ だって他の王子様はみんな なんだか、女の子の外見だけに惹かれちゃってるでしょう いわゆる一目惚れ でも、魔法をかけられた野獣は…愛を知らない 薔薇の花びらが、枯れて落ちる前に ベルが愛することを教えなくちゃいけないの じゃないと一生魔法はとけない だから君が、今は愛を知らなくても いつかきっと、私がベルのように教えてあげたい 薔薇の花びらが、枯れ落ちてしまう前に… それが私と君のフェアリーテイル、おとぎ話 入院中の父と美桜の会話。本来の美桜は、真面目ではなく奔放な性格…。 (美桜) 生真面目な性格は昔からそうよ 別人にでもならない限り、変わらない (父) 今が別人なんじゃねえの? え? 小さい時のおまえは、ほんとにわがままで大変だったんだ 泣いたら手がつけられないし 欲しいものはどんなことがあっても、絶対欲しいって 遊園地や海水浴、どこか連れて行くと、わざと迷子になるんだ 一生懸命探させようとしてな 親の愛情試してるっていうか、俺は必死で探したよ 見つけないと、しばらく口も利かないぐらいすねるから だけど、無邪気でかわいかった よく笑って、よく怒って、泣いて わがままだけど、ほんとにかわいらしかった もしそうだとしても、大人になれば仕方ないわ バカじゃないんだから、周りの空気読んで 我慢なんか向いてないのさ、人に合わせるのも だから反動でイライラしちまう そんなこと… 時々、息苦しくなるだろう、読んでばかりなんて 空気なんてほら、吸うもんだ (美桜) 嫌なものは嫌、好きなものは好きです (雫) 雫もそうだよ、いつもそうしてるの (美桜) だけどね、大人になると、しっかりしなきゃって いつの間にか我慢とかたくさん覚えちゃうの (菱田) 嫌々お勉強しちゃうのね、周りの空気読んだりして (美桜) はい、空気読んで たぶん…傷ついたからですよね (雫) 雫は変わらないよ 父ちゃんがそばにいるから 何したって何言ったって、父ちゃんは雫を傷つけたりしないから (菱田) そうね、絶対に傷つけられない そういう人のそばなら、安心してほんとの自分でいられるのにね 一人身の英治を心配したマスターは… (マスター) 美桜って子が本命か? (英治) 彼女は目が不自由だから、それで心配で… それだけか? …俺、もう恋愛なんて忘れました ここの店のことと、雫育てるので精一杯で 寂しいこと言うなよ 寂しくなんかないですよ、普通に幸せっていうか… うっせえよ、バカやろうおまえ 忘れたなら思い出せばいいじゃねえかよ 英治…もう十分だよ 誰も文句言わねえよ 亡くなった雫のお母ちゃんだってさ だから、他の女好きになれよ (小野) 亡くなった彼女を想い続けて、10年も誰とも そういう男性ってすごいなって もう目の前にいないのに、いてあげられないのに それでもずっと一人で もし自分が彼女の立場だったら、本当に幸せだろうなって だってね、女は誰でも、最後の女になりたいんですよ 好きだって気持ちは、女性全般を代表したんです 終電までに私を見つけて、とわがままを言った美桜。 英治は終電間際の駅のホームで美桜を見つける。 (美桜) おとぎ話では、王子様はお姫様に必ず出会うでしょう あれなぜかわかる? (英治) いや… 待ってるからよ、必ず出会える場所で そんなこというと夢がないって感じだけど じゃあ反則なんですね そうよ、女はズル賢いの シンデレラも、靴をわざと片方残した それならいつかまたやりましょうよ 今度は反則なしで それじゃあいつまでたっても見つけてもらえないもん そんなことありません ほんとにもう少しだったんです (英治はマーガレットの花びらを美桜の手にのせる) 俺は残念ながら王子様じゃないけど… あと少しで、あなたを見つけてたんです 第4話「明かされた過去~3万人の子供たちへ」名セリフ (2/5up) 美桜のナレーション (美桜) あんまりツイてたって思い出はないの でもいいの 何かいいことがあると、反動で悪いことが起こるかもしれないし そんなこと思うのって、小心者なのかな クジ運? ないない、全然ないの だから、ハズれてもやっぱりって思うけど 引かなきゃ良かったとも思うかも ほら、引かなければ当たってたかもしれないって ひそかに思えるでしょう 自分に幸運が舞い降りることにどこか臆病で、慣れてない美桜だが、 英治と過ごす時間に幸せを感じていた。 (英治) つまり父親っていうかその男の人は お母さんの恋人ってことなんだね 虐待されてるんだよね 自分が悪い子だからいけないのかもって そんなふうに思っちゃったりもしちゃうんだよね それで我慢しちゃうっていうか 行くとこもないしってね 家に帰らないで何回か補導されたりしたかな でも、家に戻されるともっと酷いことになるんだよね お母さんもその日によって機嫌が違うから、ビクビクしちゃうよね 君みたいな子のこと、名もなき戦士って言うんだよ 必死に毎日闘ってるのに、知らないんだよね、誰も 3万人ぐらいだったかな、君みたいな子 実はいっぱいいるんだよ、全国にほんとたくさん 実は俺も小さい時そうだったんだ 俺も名もなき戦士さ 転校生の省吾がネグレクト(養育放棄)の被害に遭っていることに気づいた英治。 省吾を救うためには、省吾からの自発的なSOSが必要…。 (英治) 引き離す方法はあります 裁判で有罪を確定させるまで、親に会わせない、親に見つけさせないで保護してくれる、秘密の施設があります (優貴) それならすぐそこに (英治) それでも親のそばにいたい子どももいるんです (優貴) ですが、省吾君のケースは (英治) ひどい親です それでも省吾が自分から助けを求めなければ、連れ戻されて終わりになる可能性が高い つらい言い方ですけど、子どもが親を売るんです それができればあの子は助かります 英治を憎悪する院長だが、美桜には英治はとても悪い人には見えない。 (美桜) ねえ、ずっとそうだった? お花屋さんは、ずっとそんなにやさしくていい人だった? (英治) なに言ってるんですか、俺は別に… やさしいよ、ほんとに 買いかぶりすぎですよ、俺は… 子供の頃からずっといい子だったの? そんなことないです たぶん、ご両親の育て方がよかったのね のびのび、すくすく 俺はやさしい人間でもいい人でもないです もう謙遜しちゃって、照れなくてもいいのに 自分の中に冷たくて残酷な部分があるんです お花屋さんの心の中に? それをいつも感じていて それをいつかは消し去りたいって そんなふうには思ってますけど うん…でも、そんなふうに自分と向き合ってて偉いと思う 普通はね、自分の嫌なとこズルいとこには目を逸らして 生きる人がほとんどだと思うから 省吾からのSOSを受けて親の元から救出し、施設に送り届けた英治たち。 (英治) どうしても…どうしても、寂しくなったり悩んだりした時は 中学生や高校生になってからでもいいんだ そんな時は、駅前にある小さな花屋を訪ねるといい 君がなにも言わなくても、一輪の薔薇の花を持ってくれば 全部わかってくれるんだ (英治) 成長して大人になった時の方が心配なんです いろいろと世の中のことがわかってきた時に 自分が理不尽にひどい目にあっていたなって、思うはずなんです その時に、どうしようもない怒りが心の中に芽生える場合があるんです 心にトゲが生えてしまうんですね (優貴) それを、抜いていく作業をしないといけないんですね (マスター) 恋でもすりゃあいいんじゃねえのか? 人を好きになりゃいいんだよ (優貴) そうですね、人を愛する気持ちを (英治) 恋をすることはできると思います でも、愛することは難しいでしょう だって、それはほんとは親から教わることでしょう (マスター) 愛されればいいな (優貴) それも、深い愛で 親が子どもにそうするように、守って 誰が何て言っても、信じてあげて 汐見さんも奥さんにそうされたんですね (マスター) なんか、いい話だな お前のトゲはよ、命がけで雫を生んだ、嫁さんが抜いてくれたんだ 一方、英治の隠された事実が明らかになる…。 (院長) 君が見たビデオは、娘が友人に撮影してもらって あの男に送ったビデオレターだ やつに対する想いで溢れていた この日記の中もそうだ まるで、片思いの少女のように (美桜) 片思い? (院長) 娘は捨てられたんだよ 妊娠したと告げたからだろう (美桜) まさか (院長) 日記には、それから一度も会いに来てはいない 連絡すらなかったことが書かれている 死ぬまで、ただの一度もだ 私が許せないのは、君の言う不幸な結果ということだけではない 娘を愛していなかったという事実に対してだ 心を踏みにじり、残酷に捨て去ったという、人間性に対してだ! 君は、優しくて素敵だと言ったね それは、罪悪感から子どもを育て 自分が生まれ変わろうとしてるだけじゃないのかね (美桜) 彼に限ってそんな…信じられません (院長) 改心すれば、過去の罪は許されるものなのだろうか 私は、決して許しはしない あの男の、心の砕ける音を聞くまでは 彼女のビデオレター (彼女) 会えない時間が愛を育てる 育ちすぎだっつの わかるよ、きっと忙しいの わかるけどなぁ…どんなもんだろう 普通なら、寂しくて泣いちゃうところなんだろうけど 私は、君を信じてるから平気なのだ だいいち、この子がいるもん 女は弱し、だけど母は強し! なーんて、フフ 福引の当たり玉をお守りとして持っていた美桜。 (美桜) 記念にね、お守りにしてるの 一等大当たり、幸運の赤い玉 (英治) あの…すいません、これ実は… 知ってる マッサージのね、お客さんに見せたら笑われちゃったから すいません… 世界中の人に笑われちゃうところね でもいいの、関係ないの 誰に何を言われても関係ない、笑われてもいい これは、一等の赤い玉よ あなたがそう言ったんだもの 私はあなたの方を信じる あなたを信じてる… 第5話「世界一長い告白!」名セリフ (2/12up) 彼女のビデオレター (彼女) ねえねえ、人と人って、鏡のようだと思わない? やさしくしてもらうと、なんだかやさしくしたくなるし 冷たくされたり、悪口言われたりすると、こっちもそうしてやるって 嫌な気持ちになっちゃうよね 一生懸命好きになると、一生懸命好きになってもらえたらいいよね 鏡の照り返しのように… 同じ気持ちになれるといいな 院長の次の計画…それは美桜の目は手術すれば見えるようになると伝え、 英治に手術費用を出させることだった。 (直哉) 女心としては、ちょっと知りたくないっすか? あなたのために、お金を出そうとするのかって 院長の目的は英治の金ではなく、信頼し恋していた美桜に裏切られた時の衝撃…。 (院長) 私が欲しいのは、衝撃だ そこまで肩入れした君が、初めからすべて 芝居で近づいていたのだと… そう知った時の衝撃だ その憐れな姿を見た後でなら、そんなはした金は返してやる (美桜の父) 嘘ついたからだろ 物事はたいていそうだからさ (美桜) きっとそうね、でも仕方ないの 仕方なくなんかない 何だか知らないけど、今から正直に話せばいい そんな簡単に言わないでよ だから単純で簡単にしろって 嘘ってのはな、バカにしてるからつくんだ 正直に話しても、許してくれねえって 相手の人格を低く見積もってるってことだ それに、自分のこともバカにしてる 嘘つかなきゃ好かれない、認めてもらえないってな 美桜はこれ以上英治を騙すことに苦しみ、院長の命令に背いて正直に伝えようとするが、 脳に腫瘍がある父が倒れたことで、院長に頼るしかなく…。 (美桜の父) 先生、実際のところどうなんですか もし難しいなら、娘にこれ以上迷惑かけたくないんですよ 残してやれるものも何もねえんだ (院長) そういうことを言う患者さんも、時々います 家族のことを思ってね ええ 他の医者は何と言うかわからない だが私はいつもこう答える 嘘をつくなと 死ぬのは誰でも怖い 生きたいと本心から叫べと 見苦しいほどにそう叫べばいい 誰に迷惑をかけたっていい 人の命は、それほどまでに価値のあるものなんです 俺なんかの命… 命を粗末に語る人間が、その同じ口で娘への愛を語るんですか すんません、ごめんなさい… 店をたたむ覚悟で、美桜に手術費用を渡した英治。 英治の優しさと、騙していることの辛さで、やるせなくなる美桜…。 (英治) せっかくチャンスがあるなら、それに賭けない手はないですよ お金を用意しました (美桜) お花屋さん… 雫も喜んで賛成してくれました アパート借りて、またゼロからやります ゼロってまる(○)に見えるでしょ 数字で一番好きなんですよ 今のは雫の受け売りなんですけどね でも実際はゼロじゃない 今度はあなたがいるんですから 雫と、俺と、三人合わせて三重まるです あ、花まるです 本当にいいの? はい、気にしないで使ってください その代わり、変に恩に感じたりしないでくださいね 今までどおり、言いたい放題で 私そんなに、言いたい放題? すみません、あの、なんていうかその… 今までどおり笑ってください、花のように お花? あなたは花が咲くように笑う 俺は、その顔が好きなんです その笑顔を、今までどおり見せてください 第6話「暴かれていく秘密」名セリフ (2/19up) (美桜) ほんとは…ほんとはね 目が見えてる時に、出会いたかった 普通に、こんにちはから始まって、それで… (英治) そしたら、いい天気ですね、さようならで 終わっちゃってたかもしれませんよ いいんですよだから 今までも、これからも これから… (英治) 信じろよ誰かを、一人でいいから 肉親だと世界が詰まるから、それ以外の誰かを 他の誰かを信じれば、きっと安心するよ それで、その人にだけは嘘をつかないって 自分で決めるんだ そうすると心が安定する (直哉) 信じるったって、誰もいねえもん もし、そうするとぐっすり眠れるっていうなら 俺はアニキを信じる 俺? 大して理由も聞かないで、俺のこと置いてくれたしね そんなことぐらいで信じるなよ 他にいねえからいいじゃん じゃあ、そうすれば 俺はこの世で、アニキだけには嘘つかねえよ うん マジ誓うよ 彼女のビデオレター (彼女) そうだ、見て見て 赤ちゃんのエコー もう男の子か、女の子かわかるんだけど あえて私は聞いてないの だって、どっちだってかわいいに決まってるでしょう 親バカってよく言うけど、生まれる前からそうなってる、私 私のパパはね、きっと私たちのこと許してくれないと思うんだ 私たちっていうより、きっとあなたのことを認めてはくれない でもね、連絡もしないで、すごく心配させてると思うけど この子が生まれたら、怒っても結局、許してくれると思う この子がニコって笑ったら、誰だってイチコロになるの 天使の笑顔 (お腹に手を当てながら) おーい、頼むよ マイベイビー (直哉) 先生、彼女は、美桜さんはなぜまだ嘘を続けてるんですか 彼女に新しいミッションを追加したんですか (院長) いや、私は何も強制してない 留まってるのは、彼女の意志でだろう 意味不明ですよね、これ以上 そうかな、私はそうは思わない だって… 君はまだ、本当に人を好きになったことがないね 彼女がアニキをってことですよね でもそれおかしいっすよ 彼女は騙してるんですから アニキに酷いことを続けることになるんですよ それでも会いたいのさ 金を受け取った時点で、消えてしまうこともできた 実際、彼女はそのつもりだったろう しかし、相手をこれ以上騙し続けても 自分自身、さらなる罪悪感に苦しみ続けても それでも、会いたいという気持ちが優先されたんだ それは綺麗ごとじゃない 人を好きになるということだ 病院で看護師として働く美桜を目撃して、ショックを受けた英治。 英治は2つの疑問が沸く。ひとつは、なぜターゲットが自分なのか。 もうひとつは、騙し終えた後になぜ自分の元を去らないのか。 (英治) 一体どうして… (美桜) え? 一体どうして、俺なんですか 俺なんかのこと、どうして… (院長) あの男は、どうしてと、まず疑問に思うはずだ なぜ、貧しい花屋の経営者に過ぎない自分を、騙そうと (直哉) でもそれは… そうだ、奴は隙ばかりだ だがもう一つ、どうしても理解できないことが残る さっき私は言ったね 彼女は、知らないうちに新しいミッションを遂行していると あの男はこう思うはずだ 騙されたのはわかった、金を取られたんだし だがそれなのになぜ、彼女はいなくならないんだと 自分のそばから離れないんだと その疑問がある限り、金を返せなどとは言えない あの男は金よりも、彼女の方が大切だからだ そしてなぜ騙したんだと、その理由さえ聞けないだろう なぜならその言葉と引き換えに、大切な彼女を…失いそうで 夜の海辺にやってきた二人。 目の手術をしたことになっている美桜は、目の包帯を取る。 (英治) 見えますか、僕の顔 (頷く美桜) 本当に? (美桜) ええ こんにちは、お花屋さん ああ…はい 今日はいい天気になりそうですね じゃ はい さようなら さようなら… 海辺を逆方向に歩き始める二人。 不安になり振り返ると、英治は両手を広げて、美桜はその中へ…。 第7話「親が子供を叩く時」名セリフ (2/26up) (英治) つまり、その何ていうか… (美桜) 幸せな感じね うん、俺そういうのそばで聞いてたり見てたりするのが好きなんですよね そばで? 自分は入らないの? 俺はいいんです どうして? 苦手なんでしょうね、たぶん 幸せが苦手? どういう意味? そういう中にいると、少し怖くなるんですよね きっと長くは続かないって いつか神様に、この幸せは取り上げられちゃうんじゃないかなって そんな風に身構えちゃうんです 俺はだから別にいいんです (彼女) ねぇねぇ、いずれはみんな、星になるんだよ なにを求めても、なにを集めても 結局、見えるものはなにも持ってはいけないの だけど、愛と、勇気と、希望だけは持っていけるんだ それが強ければ強いほど、夜空でキラキラ光れるんだ ここだよ、ここだよ 私は、僕は、今ここにいるんだよ 消えたりなんかしてないんだよ まだ守れるよ たとえば、あなたが夜道に迷った時だって ねえそれなのに、君は一体なにを求めてるの? なにを集めようって思ってるの? 菱田から美桜の正体を聞いた小野先生は、美桜と二人で話を。 (小野) 苦しかったでしょう あなたもきっと、とても 私だったら間違いなく、途中でギブしちゃうな もう全部知らないって あなたがお金を受け取った後、そのまま消えてしまったら 私はあなたを許さなかったと思う ただ騙したひどい女だって、そう思ったわね だけどあなたは残った (美桜) でも、手術をしただなんて、もっと嘘を… でも残った 私も女だからわかるの それが、あなたの気持ちのすべてを表してるわ そしてその気持ちを、もしかしたら汐見さんも感じている だからあなたに何も聞かない、問い詰めたりしなかったんじゃないかしら お花屋さんは私のことを? そりゃあ菱田さんは私なんかより、先に彼に話すでしょう もちろん彼は始めは信じなかったでしょうけど 菱田さんにせかされて、病院であなたを… 嘘に気づいた後も英治は自分を受け入れてくれたことを知り、泣き崩れる美桜。 (英治) 裁判イヤなんですよ、俺 そういうのって色々と調べられるでしょう (美桜) だけどあなたは父親だから、今まできちんと育ててきたんだし 裁判はとにかくしません 雫は手放します お花屋さん? その方がいいんですよ 雫のためにも、俺のためにも 嘘よ、あなたのためだなんて 嘘じゃないんです そうすれば時々は会えるんです、親子として そういう風に約束してもらいましたから お金のことだけじゃないのね 何を恐れてるの? あなたは、本当は一体何を… 俺は何も恐れてなんかいません 嘘。私には嘘をつかないってそう言ってたでしょう? …俺はいいんだ え? 俺はいいんです お花屋さん? いつかこんな日が来ると思ってました 必ずいつかこんな日が きっと神様は俺から… お花屋さん? すいません 裁判で争そうことを望まない英治は、自分から身を引き、雫を手放そうとする。 それを雫に説明する際、父ちゃんと離れたくないと言う雫の頬を叩き…。 (英治) 理由なんてどうだっていいんです 子どもを親が叩くなんて、許されません しつけとか、愛のムチとか、そんなの勝手な言い草なんです それで子どもがいい子になる、親の気持ちをわかって ありえないですよ そういう風に仮に見えたとしたら それは子どもが怖いから、言うことを聞いたに過ぎないんです 子どもはバカじゃない 親のことが怖いから、聞いたフリをしてるだけなんです 別に納得したわけじゃない 本当に愛情があるんなら話せばいいんです 話して、それでもわからないなら、また話せばいいんです そうやって何度も何度も、わかってくれるまで話せばいいんです そういう果てしない忍耐が、本当の愛情なんです 実際、俺はイラ立ったんです 雫に無理やり言うこと聞かせようと思って イラ立って、愛情よりもイラ立ちが勝って、それで… 俺は雫が生まれた時に誓ったんです 絶対に暴力は振るわない 大きな声で叱ったりしない そういうことはしちゃいけないって、俺は誓ったんです それなのに、俺は…俺は… (マスター) もうよせよ お前だって人間だよ 親だって人間だよ 完璧な人間なんているわけねえんだよ やらかしちまうことだってあんだよ 後で謝りゃいいんだよ ちとカッコ悪くてもよ、雫に謝ればいい 時にはダメなとこも見せていいんじゃないの それが教育ってもんかもしれねえよ 第8話「さよなら父ちゃん」名セリフ (3/4up) 頭巾を被った生徒たちの中から、本物の雫を探し出した英治。 (英治) 親子って、磁石みたいなものがあるんですかね なんだか目の前にはいないなって 明るくて、人見知りをしないで、誰とでも仲良くなれる 大雑把に見えて、人の気持ちのよくわかる、優しい子に育ってくれた 母親は…いないけど、そのことで寂しいって困らせるようなこと、決して言わなかった 娘だけど、時には友達のように過ごした 雫は目に入れても痛くない… 英治の手術費用を奪った直哉は、それを借金の返済に充てた。 (直哉) でもアニキだって全部
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