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実用アパレル加工貿易日本語.doc

上传人:xrp****65 文档编号:7692543 上传时间:2025-01-12 格式:DOC 页数:16 大小:102KB
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第一課 李さんはアパレル工場の工場長です 本文 李さんは光明服装工場の工場長で、アパレルの仕事をやってから、25年になりました。彼は縫製工から真面目にやり始め、いろんな仕事をやり続けてきました。そのため、彼はアパレル業では豊富な経験を持っているベテランです。   李工場長は生産スケジュールや納期管理をしていますが、毎日忙しいです。特に今頃生産ラインは一番忙しい時期で、いつも納期のことを心配しています。それでも、彼は自信がついて、ばりばり仕事に取り組んでいます。 会話 李(工場長):王さん、このジャケットはね、納期は8月末になっているんで、今から生産ラインに入らないと、間に合わないかもしれないよ。 王(生産管理役):そうですね、私は明日から裁断を手配しますけど、生産ラインがあいてるかなあ。 李:今頃、一番忙しい時期で、仕方がないね、今晩から八時まで残業してもらって、あのラインで生産しているコートを終わらせてほしいですね。 王:はい、わかりました。すぐ手配に行ってきます。 李:ご苦労さん。 第二課 アパレル工場を見学 本文 光明服装有限会社は中日合弁企業で、1995年に発足したものです。同社は高級なスーツを生産するスペシャル技術を持ち、ミシン縫いと手縫いのプレセンスをうまく使いこなして、高品質スーツを生産する専業会社です。 会社は上海の近郊にあり、敷地面積は1万平米で、建築面積は6,000平米です。現在、従業員は500名ぐらいで、内訳として、縫製工が400名のほか、裁断工が10名、最終仕上げが20名います。後は納期管理とQCが2名ずつで、管理員は10名います。 その工場は、縫製、検品、及び販売を一体化管理して、生産スペースが大きい工場と販売能力持ちのアパレル会社で、昨年の売り上げは1300万円に出しているそうです。 会話 李(会社の責任者):皆さん、こんにちは、わざわざご来訪を心から歓迎いたします。これから、当社について簡単に紹介させていただきます。(紹介後) お客様:御社は今 従業員が約何名になりますか、それと、月産はどれぐらいですか。 李:現在、弊社は従業員が500名いますが、月産は大体10000セットです。 お客様:工場の設備は輸入品ですか、中国製ですか。 李:本縫いミシンはほとんど日本製ですが、一部が中国製です、特殊ミシンは全部輸入品で、日本製とドイツ製です。 お客様:サンプル陳列室を見せていただきたいですが、よろしいでしょうか。 李:いいですとも、皆さん、こちらへどうぞ。 お客様:スタイルがいいですね、品質も、ほら、ステッチもきれいですね。 李:この商品は昨年国内で、一等賞を受賞したものですよ。 お客様:たいした物ですね。ありがとうございました。 李:これから、作業場を回って見学していただきます。ご案内いたします。 お客様:すみません、作業場で写真をとってもよろしいですか。 李:申し訳ございませんが、作業場の写真はご遠慮ください。はい、こちらへどうぞ。 第三課 アパレル工場の概況 本文  この生産ビルは五階建てです。一階は生地と付属倉庫です。左側は生地倉庫で、床には生地が汚れないようにパレットが敷いています。右側は付属倉庫で、そちらに棚がたくさん並んでいます。棚にはいろいろな付属がきちんと置いてあります。ファスナーとかテープとか縫製糸及びネーム、下げ札などタグ類一杯入っています。各アイテムは番号付けで、分け取りになって、仕事がうまく行けそうになっています。   二階はボタン付け、穴かがり、プレスなど最終仕上げ及び検品、梱包の場所です。そちらはアイロン台、ボタン付け機会、穴かがりのミシンなどがあります。検品台がいくつかあり、検針機も一台あります。   三階と四階は縫製作業場で、生産ラインが12本ずつあり、ワンラインには縫製工が約25名います。   五階は裁断室です。大きな裁断台が三つあり、その上に生地を厚く敷いて、裁断員が電動裁断カッター上手に裁断しています。 会話 お客様:裁断前に全数検反していますか、抜き取り検反しますか。 担当者:メーカーさんから出荷前に全数検品しますから、こちらでは抜き取り検反します。 お客様:付属はきちんと分け取りになっていますね、品番ごとに分けていますか。 担当者:はい、事前に品番ごとに整理して、まとめておきます。 お客様:ワンラインは本縫ミシン何台ありますか、中間プレスが入っていますか。 担当者:本縫いミシンは20台ずつあります、必ず中間プレス1台入っています。 お客様:普通、生地を何枚重ねってカッテイングしていますか。 担当者:生地の厚みによって、まちまちですか、普通20枚重ねって、カッテイング(裁断)します。 第四課 展示会のサンプルを依頼 本文 張さんはアパレルメンズ部の担当であります。今日、日本のお客様より依頼されたサンプル用資材をもらいました。3型2枚ずつサンプル作るとのことであります。サンプル用の生地は日本から提供されたが、付属は中国で手配することになります。張さんは先にサンプル仕様書を中国語に訳した後、中国で手配する付属のリストを作ってメーカー様に問い合わせしますた。あれは在庫品がありますか、なかったら、サンプル作りは何日間かけるか、いろいろ尋ねました。1週間後、張さんは揃ったサンプル用の資材を縫製工場に渡してサンプルを作ってもらいました。   何日後、サンプルはでき上がって、張さんのところに送ってくれました。張さんはサンプルをチェックして、1枚ずつ、計3枚をお客様へ送付して、あとの3枚は控えとしてキープしておきました。 会話 張:もしもし、上海光明服装有限会社の張でございますが、アパレル第一課の吉村さんお願いします。 吉村:吉村です。どうも、いつもお世話になっております。張さん、あのサンプル用の資材は届きました? 張:はい、届きましたが、型紙が入っていないようですね。 吉村:あ、そうですね、型紙は本日送れるそうです。再度ご確認します。 張:今回のサンプルは展示会用ですか。 吉村:そうですよ、きれいに作っていただけますね、いつ送っていただけますか。 張:工場に確認します、後程、ご連絡します。 吉村:なるべく早く作ってね、何か修正点があったら、お願いします。 張:分かりました、頑張ります、よろしくお願いします。 第五課 商品の見積もりを依頼 本文 張さんは吉村さんから見積もり依頼というファックスをもらいました。今回依頼されたのは中綿入りハーフコートで、生地はスエードで、撥水加工が必要、裏地のカラーは表地にマッチングの取り外し式であり、左右内ポケット付で、下側にも携帯電話用のポケット付であります。現在、日本ではアパレルはほとんどカジュアルで、多機能の方が多い。   張さんはとりあえず指図を翻訳して、工場へファックスを流して、工賃の見積もりを頼みました。現在、日本アパレル市場は不景気なので、コスト問題のため、今回の商品は生地、付属とも中国製を使用するので、張さんは単価を計算して工賃と会社のマージンを入れて、FOB上海の製品価格として取引先へ見積書を出しました。 会話 張:どうも、吉村さん、こんにちは、ファックスありがどうございました。見積もりに関して、ちょっとご確認したいんですが。 吉村:はい、どうぞ。 張:今回の見積もり単価はFOB上海ですか、CIF日本ですか。 吉村:FOB上海でよろしいです。 張:それと、裏地はプリントチェックということで、柄見本がありますか、メールででも見せてもらえば結構ですけど。 吉村:あります、あります、本日送ります、とりあえず、メールで送ります。 張:それから、生地検査は必要ですか、そのチャージも入れますので。 吉村:必要です、お願いします。 張:分かりました、有難うございました。 第六課 オーダーの受け取り 本文   秋冬物の展示会が終わりました。張さんの会社から出品した3型サンプルは好評されました。しかし、修正点があったので、1週間前、吉村さんより送ってきたファーストサンプルと修正コメントをもらいました。   コメントには身頃のフラップ付ポケットをフラップなしに、玉縁ポケットに変更するという修正がありました。また、生地は起毛なので、裁断の時に毛並み注意及び縫製の時に縫い目じわの注意、それに、生地が伸びるから、伸び止めテープを使用することなど指摘されました。   張さんはコメントを翻訳して、工場に確認見本を作ってもらいました。できあがって見本を取引先へ送ったら、しばらくして、発注書が届きました。納期がちょっときついので、張さんは至急契約書を作成したり、生地と付属の生産を手配したり、縫製工場に生産スペースをとったりして、大変忙しくなりました。納期どおりに出荷できるように、毎日メーカーにプッシュしています。 会話 張:吉村さん、オーダーのこと、有難うございました、でもね、発注書にはサイズアソーとが書いてありませんから、確認してくれますか。 吉村:あ、ごめん、私のミスです、書き忘れたんです、すぐ、ファクスを流します。 張:それと、船積みの仕向け地がどこにしますか。 吉村:神戸港でよろしいです、また、何か? 張:お支払いはLCですか、TT送金ですか。 吉村:金額は大きいから、LCでいいでしょう。 張:はい、分かりました、さっそくですが、本日中契約書を送ります。サインお願いしますねえ、じゃ、よろしくお願いします。 吉村:はい、失礼します。 張:失礼します。 第七課 衣料品生産のプロセス 本文 そろそろ3型の商品生産が始まります。まず、裁断室の方はマーカーをもう一度チェックして、型入れしてから裁断を始めました。裁断されたパーツをナンバリングして、間違いなく生産ラインに渡して縫製に入ります。   流れ作業だから、ある人は前立て付けで、ある人は衿付けで、ある人は袖付けで、ある人はポケット付けです、各工程の縫製工が要らんなミシンを使って、真面目に縫製しています、先にパーツをオーバロックで縫い代の端にロック縫いして、前たて付けは二本針ミシンで縫い、ダブルステッチがきれいに縫われます。また、衿とか前立てとかカフスなど芯ばりしてから縫うわけです。接着芯とパーツをかさねって、芯ばり機械を通して、剥離しないように貼り付けするため、事前にテストをやって、どの圧力、どのスピードで進行するか、テストで決めるわけです。   縫製工程が終わったら、最終仕上げに入ります。穴かがり、ボタン付け、最終プレス、糸始末などをやります。ドットボタンなどは機械でつけますが、普通のプレスチックボタンは手付けと機械付け2種類あります。   一枚商品できあがったら、検品、検針が必要です。合格した商品をダンボール箱に入れて梱包します。その後、港に運ばれます。   一枚商品が店に出るまで、大変手間がかかるでしょう。 会話 組長:縫い方がだめですよ、ほら、ステッチがしわじわに見えるでしょう、縫う時に、左手ですこし引っ張って、丁寧に縫わなきゃ、その部分は目立つもんで、必ずきれいに縫ってください。 縫製工甲:はい、わかりました。 組長:あのね、ダブルステッチ付けがちょっと見栄えが悪いね、曲っているじゃないか、まっすぐ縫わなくちゃだめですよ。 縫製工乙:ミシンの調子がちょっとおかしいです。 組長:なんだ、早く言われたらいいのに、すぐ調整してもらいます。 縫製工乙:すみません、今度注意します。 縫製工丙:組長、この本縫いミシンは調子が悪い、目とびが多くて上糸が浮いてるし、ミシンを修理してもらえませんか。 組長:わかりました、とりあえず、縫製を止めてください、すぐ手配します。 組長:あのう、ボタン位置がちょっとずれてるね、見て、かけると前立ての下側が段違いになっちゃうでしょう、早く修正して正確につけてください。 ボタン付け係り:そうですね、悪かった、すぐ修正します。 組長:衿の部分にもっとアイロンかけて、皺をなくして、念入りに仕上げてよ、あれはポイントだから。 プレス係り:はい、わかりました、アイロンあたりを心配するものです。 組長:そうね、あたりも十分に気をつけてよ、ちょっと難しいけど。 プレス係り:頑張ります。 第八課 生産についての指導及び検品 本文 3マークの商品は生産中です。先上げサンプルはお客様に送付済みで、お客様がチェックしたら、少し問題があったということです。   今、生産管理の担当者安田さんは生産ラインの検品台に行って、縫製終了の製品をチェックしてから、衿付けのステッチが蛇行でだめだとか、フラップ付けのパッカリングがひどいとか、カフスの裏地は表側へはみ出しがないとか、返し縫いの箇所は必ずきれいにするとか、いろんな問題を指摘しました。また、衿付けの縫製工のそばに行って、どういう風にステッチが蛇行を出ないようにするか指導して、フラップ付けのところにも行って、縫うときにもっとゆっくり、丁寧に縫えば、パッカリングが改善されると教えてくれました。その後、安田さんは最終仕上げのところへ行って、製品を見たら、穴かがりの糸切れがあり、ミシンをよく調整してくださいと言われました。最後、梱包のことを確かめました。台紙を入れたかどうか、袖は後ろに折、左右の袖をクリップで止めるので、クリップあたりが出ないように厚紙が挟ん出いるか、ラベルはファスナーのスライダーに二重通しにて付けたかどうか、きびしく検査しました。基本的に大きな問題はないが、指示通りにやれば、良い製品になれるということです。 会話 安田:ファスナー付けの押さえステッチを入れる際はミシンの押さえ圧力が強くならないよう調節して、ねじれをなくしてきれいにつけるわけですね。 組長:そうですね、押さえガネを調節したらいいでしょう。 安田:そう、きつく押さえられたら、生地とファスナーテープと外れて、同行できないから、ねじれがだ安いよね。 組長:なるほど、そのとおりです、今良くなりましたね。 安田:前立ての周りやポケット周りのピリつきがないように、中間アイロンで、形を整えてから、縫いつけてください。 組長:中間アイロンは必ずかけますが、縫うときに片手でちょっと引っ張って縫えば効果が出ますよ。 安田:ええ、それは玄人の経験ですね。 組長:褒められて、恥ずかしいわ。 安田:あれ、このポケット布の中綴じは忘れたかな、こっちはちゃんと閉じていますね、忘れないでよ。 組長:わかりました、すぐ直します。 安田:ネーム付けはね、アイロンでしっかり四角に折曲げてからつけるだろう。 組長:はい、指示通りにやっています。 安田:有難う、それも目立つンだもんね。 第九課 検針管理を徹底させる 本文 日本へ輸出する商品(衣料品、紡績品)は必ず検針管理を徹底させるわけであります。万が一、商品から折り針が発見されたら、大変な事故になり、すごくペナルテイーになります。  従って、アパレル工場は必ずコンベヤ式検針機が完備し、検針制度が整っています。平日、縫製中、針が折れることはやむをえないことでありますが、針が折れたら、その時点で、分かるはずでありますから、すぐ折れたものを探して原型に復元してから、新しい針と交換する制度はぜひ建立しなければなりません。指定された針管理者が新しい針をしっかり保管して折り針を貼り付けた針管理台帳を作成して、厳しく管理する毎日であります。   常に、検針機を調整して、感度を調べてから、検針機にかけ、反応があったら、必ず原因を追究して取り除き、取り除いた商品は必ず再検針を行うわけであります。一方、検針場所のスペースも極力広く取り、検針作業をしやすいように、照明も明るくすることも重要であります。 会話 縫製工:すみません、針が折れました、交換してもらいたいですが。 針管理者:本縫いの針ですね、ちょっと待って、折れ針は。 縫製工:これです、二つに折れたものです。 針管理者:そうね、ちょっと記録しますから、さあ、ここにサインしてください、新しい針を渡しますから。 縫製工:はい、どうも、有難うございました。 針管理者:黄さん、何を探していますか。 黄:縫い針が折れたばかりで、針先を探しているので。 針管理者:それは、それは、小さいから、よく見えないだろう。 黄:ああ、良かった、みつかりました、ここですよ、ほら、折れ針が復元した、新しいのと交換しましょう。 針管理者:はい、ちょっとこちらへ来て、記録しますから。 黄:はい、有難う。 検針係り甲:この一枚は反応があった、どういう原因だろう、ハンド式検針機で調べなきゃ。 検針係り乙:ああ、ピーピー鳴ってきた、この袖の中に何か入ってるはずだ、解かなきゃ分からんなあ。 検針係り甲:そうね、検品員に戻して、調べてもらおう。 第十課 商品の船積と信用状の決済 本文 最近、真夏の時期で、工場での停電が多発なので、生産には影響を及ぼしました。三型の商品の納期は予定より1週間ずれているようです。張さんは至急お客様へ報告してようやく納得してもらいました。早速、船会社へ船積みのことを手配して、スペースが取れました。インボイス(INV)パッキングリスト(PL)など通関書類を作成して、船会社に依頼しました。船積み日の二日前に工場から荷物を港に運んで、税関へ通関手続きをやりました。   今回、商品数量が多くて、40フィートワンコンテナでいけそうになり、混載ではな買ったのです、船が出港したら船会社から船荷証券(BL)を受け取り、至急BLの正本と原産地証明書、商業インボイス、PLなど書類を取引先へ送付しました。 船荷証券とは船会社が荷主から荷物托送のもし込みを引き受け、荷物を受け取った時に、その受け取りを確認して発行する証明書です。 原産地証明書とは荷物の輸入者が国定税率より低廉な協定税率や便益関税の適用を受けるため、輸入申告書に添えて税関に提出する荷物原産地の証明書です。 荷物が日本に入港されたら、会社が銀行に信用状LCの決済を済ませてくださいました。何日後、中国銀行から入金伝票が届きました。ここまで、今回の取引はほぼ終了になりました。 会話 張:吉村さん、どうも、いつもお世話になっておりますが、実は3型の納期はなかなか守れないので、大体1週間延期になりそうですが。 吉村:えっ、どういう理由ですか。 張:最近、こちらは電気不足で、停電が多かったので、生産への影響がひどがったんです、もし分けございませんが、お客様に説得していただけませんか、本当に悪いですけど、仕方がないんで、ぜひお願いします。 吉村:それなら、できるだけ頑張りますけど。 張:すみません、いつもご迷惑をおかけして、もしわけございません。(暫くしてから) 吉村:張さん、ようやくお客様に納得してもらったんです。とにかく、それよりずらさないように努力してね、そうしないと、クレームになるぞ。 張:はい、承知しました、有難うございます。 第十一課 クレームへの対応 本文 貿易取引上のトラブルは一般にクレームと呼ばれるが、このクレームとは売買契約で商品の数量、品質、包装などに違約があった場合、買い手は売り手に損害賠償を請求することである。   クレームの対応は実際にクレームが発生してから、それに、どう対処するよりも、クレームの発生を予防する対策の方が重要である、要はクレームの起こる可能性を最小限にとどめるための努力ということになる。   しかし、人間が売買行為をする限り、何らかのドラブルは避けられないが、クレームが発生した場合はいずれにしても、クレームの原因を調査して、その責任の所在を確かめることは大切である。その責任の所在にしても、メーカーや運送会社(船会社か航空会社)にあれば、相手側の思い違いや誤解したものにある場合が多い、従って、会社の責任外に属するものについては相手側との交渉も必要になってくる。   クレームの解決方法として、代金の減額或いは損害賠償をされる場合が多い、全量返品という契約が解除される場合もある。また、軽微なクレームで、相互の信頼関係を傷つけない、今後の継続的な取引をするため、値引きなどで解決される例も多いようである。   とにかく、クレームが発生したら、とりあえず、お客様へお詫びして、真面目に対処しなければならないのは常識である。今回の不可避の出来ことが今後の取引に悪影響を与えることはないように努力すべきである。 会話 王(貿易会社の担当):今回、弊社がデリバリーの付属の方で様々な問題が起こったことについて、心よりお詫びいたします。早速、不良品の発生原因を調べて、本日中にレポートを提出します。 田中(日本の商社マン):王さん、ひどいですね、まず、付属のクォリティーにバラつきがありすぎじゃないか、また、ネーム類の数量不足が多い見たいです。 王:どういうことですか、全量検品にしたのに、そんなに不良品が出てきたのは不思議ですね。 田中:いくら検品したとしても、不良品の発生は事実だろう、まだまだ、検品員のレベルが低いじゃないか、それとも、検品員の責任感がまだ強くないか、考えられませんねえ。 王:そのとおりです。不良品の発生原因を見ますと、ほとんど管理不足にあります、これから、ご満足いただける検品体制を整えるため、必ず対策を図ることにします、たとえば、検品員の責任感を向上させるため、名前入りの紙切れを入れさせるなんか、いかがでしょう。 田中:とにかく、商品クォリティーを安定させるよう、なんとかいい方法を考えて、努力してください。 王:はい、承知しました、じゃあ、失礼します。 第十二課 生地と繊維 本文 衣料品は生地(ファブリック)がなければ、作れないが、生地は繊維(糸)で織った布というものである。繊維は大きく天然繊維と化学繊維に分けられるが、ここ数年の化学繊維、中でも、合成繊維の発展は目覚しい。   現在では、性能、風合い面で、優れたポリエステルが化学繊維の衣料品での主流を占め、アクリル、ナイロンを加えて三大合成繊維がそれぞれの分野を確立している。天然繊維の感覚的な良さと合成繊維の機能的な良さが互いに欠点を補いながら共存している。しかし、近年来は天然繊維の人気が高まり、ブームが続いているが、合成繊維も絶えず感覚、機能の面で改質の研究が進められている。   たとえば、麻(リネン)の特徴は吸水性が良い、また、吸った水分を容易に蒸発すること、丈夫なこと、光沢があること、熱の良い導体であることなどで、夏の衣料用の原料として適している。現在、麻綿の混紡生地がよく使用されている。   また、最近、天然の竹からセルロースを取り出し、バルプにし、竹繊維で織ったパルプーファブリックも人気ものになった。その特徴として、天然な抗菌作用があり、UVカット機能があり、吸汗性が良いということである。   ポリエステルとは石油、天然ガスを原料にした合成繊維である。弾力性があり、軽く、皺がよりにくく、熱硬性がある。ほとんど水を吸わず、濡れても速く乾くため、スポーツウエアに適している。綿と混紡された生地はTCと呼ばれて、衣料での利用が大きい。   また、ポリウレタン(PU)弾性繊維ははるかに細かい糸が出来る。染色がよい特徴がある。他の糸に対して、5~6%の混用によって、大きな伸縮性が得られて、ニット製品の衿、裾、袖口及びアンダーウエアに活用されている。米国では、スパンデックスと呼ばれている。   近年、素材の多様化mニーズの個性化のため、繊維の種類はますます多岐にわたり、その上、高級化に進んでいるようである。 会話 吉村:張さん、どうも、お疲れさんです。ところで、中国ではバンディングという生地がありますか。 張:さあ、バンディングって、どんな生地ですか、見たことがありませんね。 吉村:ええと、バンディングという意味は接着する、貼り合わせるとのことで、つまり、2枚違う生地を接着剤で接着加工して、1枚の布にしたものですよ、表と裏が共に使えるリバーシブルの効果があるから、裏地つきを省くための目的で、最近多く使われているんです。 張:ああ、そうですか、私、勉強不足ですねえ、すぐ、メーカーさんにお問い合わせします、あと、ご連絡します。 (暫くしてから) 張:吉村さん、毎度どうも、例もボンでィングという生地を調べてみましたが、中国でも生産できるそうで、すぐ、生産メーカーを探しますから、生地見本の切れがあれば、送ってもらえますか、見本どおり試作してもらいます。 吉村:それは良かった、助かりました、すぐ原見本を送ります、届いたら、至急試作してもらって下さい。今回、できれば、秋のリバーシブルのジャケットに使うわけです。 張:はい、分かりました、必ず対応します、それじゃ、失礼します。 第十三課 生地の染色及び後加工 本文 糸で織ったり、編んだりしたままの未加工布をキバタという。衣料として使う場合に、キバタは用途に応じて染められ、さらに仕上げ加工をして、美的価値と機能性を具備した生地にされる。そのため、染色、後加工は美術要素と技術要素が相まって、付加価値が高められることになる。   近年の素材は化学繊維の発達によって、著しく多様化したため、染料の種類も多くなり、染色方法及び加工方法とも高度化してきた。さらに、消費者の生地に対する機能の要求も高まってくるため、技術進歩に一層拍車がかかっている現状である。   色や柄は流行に大きな影響を受けやすい要素を持っている。消費者の美的感覚が向上し、個性化の傾向も強まっているため、色は単純なものではなくミックス調のものや、深みがあるものが流行傾向になってきた。柄は幾つ何柄、抽象柄、ストライブ、チェックの基本パターンの組み合わせも多くなり、この面でも、多様化が進んでいる。   後加工というと、普通、ジーンズ生地(デニム)をストーンウォッシュして古い感じを出す加工法である。さらに、砂を高圧、高速で生地へ噴出し、アンティークの風合いを出す加工法はブラスト加工ということである。   また、エンボス加工とは、生地に型付けローラーで凹凸の押し型模様を付ける加工法である。模様は小さい円形の水玉からサッカー調の縦の縞模様など、様様であるが、いずれも小柄のものが多い、レディース服によく使われている。   アンチピリング加工と言えば、合成繊維の製品は着用中に毛玉が発生する(ビリング)、このビリング発生を防ぐ加工方法である。布の表面を化学的処理して、毛羽の強力を弱くすること、繊維間の摩擦抵抗を大きくすることなどで加工される。   また、コーティングのことで、生地の表面にオイル、ゴム、ビニールなどの化学樹脂を塗り、防水、防縮、耐熱などの特殊加工である。本来は生地に機能性を持たせるものであったが、最近では、コーティングの表面効果がファッション的にも人気をよん出いるらしい、普通コーティングする樹脂はポリアクリル(PA)、ポリウレタン(PU)が多く使われている。 会話 張:王さん、こんにちは、教えてもらいたいですけど、撥水加工って聞いたことがありますが、生地は水を弾くという機能になるでしょう、どのように加工するか分からないけど、王さんご存知でしょうか。 王:撥水加工はね、通気性防水加工の一つで、織物にシリコンやゼラチンなどの樹脂を付着させて、防水を与える加工法です。レインコート、各種のユニフォーム、スポーツウェ アに使うことが多い、近年来、普通のブルゾン、ハーフコートにもよく使われていますね。 張:あれはコーティングと大体同じですね。 王:そうですね、ただ、加工工程とか、使用材料なんか違うじゃないかと思います。 張:よく勉強になりました、ありがとう、もう一つね、カレンダー加工ということはご存知? 王:ええと、カレンダー加工というとのは織物を大きな金属製ローラー圧着して、生地表面に光沢を出す加工法だそうです。 張:それなら、シレ加工と変わらないでしょうか。 王:シレは最初フランス語で蝋加工の意味ですが、表面が蝋に似て、独特の光沢を持った織物と言いますけど、生地にウレタン樹脂をコーティングしたり、または熱カレンダーにかけたりして光沢を出す方法です。 張:すごいね、さすがに王さんはえらいですねえ。 王:とんでもないよ、私は大学時代にいろいろ本を読んで、勉強になりました。 張:色々教えてくれて、有難うですね、今後ともよろしくお願いします。 王:お互いに勉強しましょう。 第十四課 本文 衣類はトップスとボトムスという言い方があります。トップスとは上半身に着る衣類の総称ははボトムスと言います。   トップスでもボトムスでも、縫製の時にサイズ規格が必要なのです。たとえば、着丈や胸囲やウエストなどの寸法は出来上がりサイズの基準になります。そうすると、衣類の各部位の名称と位置及び測り方は勉強しなければなりませんが、次はそれについてはご説明させていただきます。 1. 胸囲(バスト或いはチェスと): 前合わせをして、両袖付け下(脇下)間を測り、2倍した長さ、一般には胸回りとも言う。 2.着丈:  後ろ衿ぐりの中央(衿みつの中央)から後ろ身頃裾までを測る長さである。 3. 肩幅:   普通は両肩先間の長さであるが、もう一つは衿みつの中央から肩先までの長さを測る。 4.胴囲(ウエスト):  前あわせをして、もっとも細かい位置(ウエストライン)の両脇間を測り、2倍した長さである。 5.衿回り:  ワイシャツ類の場合、衿ボタンの縫いつけ点から、ボタンホールの中心までを測る長さである。 6.袖丈: 肩の袖付ける位置(肩先)から袖口端(カフス端)までを測る長さである。 7.裾幅:  裾部分の左から右までを直線に測る長さであるが、時には2倍した長さである。 8.股上:  パンツなどを平にして、パンツの上端(ウエストベルトの上端)から股止まり(うち股合わせ)までを直線に測る長さである。 9.股下:  股止り(内股あわせ)より内側縫い目に沿って裾までを測る長さである。 10.渡り幅:   足位置でもっと太い部分(尻繰りの下端)の前後センターライン間を渡り幅と言う。  以上幾つの名称と位置を説明しましたが、実際は布 製品とニット製品及び下着類の測り方は少し違いますが、メジャーをぴったり当てて測ることが大事です。 会話 張:王さん、どうも、暫くでした。今ね、仕様書を訳していますけど、教えてもらいたい言葉がありますよ、この裄丈って、どういう意味ですか、あのう、ころも偏に行くという字で、ゆきと読むでしょう。 王:裄丈ですね、それは「総袖長」に訳したらいいです、測り方は二つあります、一つは衿みつの中央から肩先を通って、袖口端の中央までの長さですが、もう一つは衿みつの中央から袖口端までの直線の長さです。普通、ラグラン袖の場合はこの測りで測るわけですが、セットイン袖の場合は前の測り方で測るわけです。 張:王さん、詳しいね、偉い! 王:トンでもありません、他に何か? 張:あ、そうそう、AHとありましたが、どの部位の略語ですか。 王:AHですね、あれはアームホールですよ、袖ぐりの意味です、つまり、袖を付けるため、身頃を  取った部分で、中国語に訳せば、「袖笼」ということです。 張:はい、分かりました、衿ぐりと同じ意味ですね、衣類の部位名称に関しては、いろいろ言い方がありますね、特に外来語の言い方が増えてくる傾向にありますね、バストとかウエストとかヒップとか、時には英字略語で表現される場合もあるでしょう。HPになると、臀囲のことでしょう、今のAHも略語ですね、表現はまちまちで、困りますね。 王:だから、勉強を続けないと、仕事がうまくいかないでしょう。 張:なるほどね、勉強は終了なしでね。 第十五課 アパレルCAD(キャド)の導入 本文 近年来、汎用パソコンはWINDOWSの出現で処理能力の大幅な向上と価格ダウンにより、あらゆる業務を進めていく上で、なくてはならないツールになっています。それに伴い、アパレルCAD(キャド)システム(Compute-Aided-Design)の導入はアパレルメーカー、縫製工場だけでなく、今、個人のパタンナーの方々に広がっています。   グレーディングを主機能として開発されたCADシステムでは、従来非常に難しい作業であったマスターパターン作成をより充実した機能により手作業と変わらないパターンメーキングを可能としたからであります。   また、作成されたパターンはインターネットの利用により、国内外へ送受信が可能で、QC(クイックレスポンス)には最適であります。   パソコン内に蓄積されたパターンは保管が可能になり、必要なときにパターンを出力することで、型紙の品質も保たれます。   CADの操作は未経験者でも、全面的な指導を受け、操作マニュアルの習得により、短時間で楽に操作できるようになります。   現在、CADはアパレル企業の方々が日々考慮されている高品質、高効率、コストダウンには欠かすことができない現代管理システムになった考えられています。 会話 張:李さん、こんにちは、最近、御社はCAD(キャド)を購入したそうですけど、本当ですか。 李:本当ですよ、工場の管理レベルをアップするため、思い切って買ったんです。 張:そうすると、工場自身でパターン作成できるでしょう、便利になりましたね。 李:そうですね、パターン作成はパソコンの稼動で、楽にスピーディーに処理されて、手作業と変わらないリアルなパターンを送信してくれれば、こちらは即座に受信して、パターンを作成できるということで、QRには一番役立つみたいですね。 張:それはたいした物ですね、リアルタイムに仕事を進めるなんて偉いねえ、それから、操作員の習得とか研修とか必要でしょう。 李:それは当たり前です。今はCADメーカー様が無料指導を提供してくれます、それに、アフターサービスでも良いらしいですよ。 張:それは良かった、同社も購入しようと考えています。 第十六課 縫製基準及び注意事項 本文   アパレル生産の工程は多くの段階に分けて流れ作業を行うわけであるが、各工程は品質基準に基づき、厳しく検査されないと、不良品の発生を防ぐことができません、消費者の品質要求に応え、会社の信用を高めるため、品質管理(クオリティーコントロール)の強化は徹底させなければなりません。   次はカジュアル商品(ジャンパー、ハーフコートなど)の縫製基準及び注意事項について述べましょう。 1. 表地ジャンパー、カジュアルコート類に適した生地で、糸むら、染めむら、織り傷、汚れなどの欠点がなく、洗濯、ドライクリーニングに耐え、収縮率、染色堅牢度、耐光に合格したものを使用すること。 2. 付属:裏地、芯地、テープ、織りネームなどは洗濯、ドライクリーニングに耐えるもので、収縮率の小さい、堅牢度が合格したものを使用すること。 3. 裁断:布目曲がり、(斜行)のないこと    反違い生地の裁断は禁止、反別裁断はオーケー。    逆毛のないこと(指定の場合は除く)    柄あわせの場合は衿の左右均等、前身頃の上前下前をあわせること、袖の左右均等、ポケット、あまぶたの身頃合わせること。 4. 縫製: (1) 運針数は3cm間の縫い目数で表し、使用生地に適したものであること。 1) 地縫いは13針以上、薄地の場合は11針以上。 2) 20番手以上の太い縫い糸を使用した場合は9針以上。 3) オ-バーロック縫いは8針以上。 (2) 縫い代、縫い目幅は縫い合わせ個所適したものであること、目の粗い生地の場合は滑脱しやすい
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